野生の人文学

思考の壁をぶち破り創造的破壊へ。人文ベンチャー起業家、チャーリー北川のブログ

私たちはどう生きるか?~成功基準のパラダイムシフト~

お久しぶりです!野生の人文学家、チャーリー北川です。
記事を書くのも久しぶりで、ちょっと緊張気味ですが最近思うことを書きます。


『君たちはどう生きるか』

本屋に行けば目にしない日はない、2017年の大ヒット漫画ですね!
ここ最近、リアルにこれが一人ひとり問われる時代が来るんだ、ということを実感する日々です。

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

 

 

人生100年時代の生き方設計図

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思えば、運よくそれなりの成功コース、エリートコースを進んできた私でした。
まず、今の時代の日本に生まれた時点でかなりラッキー。
命の安全に晒されることは滅多にありません。

 

両親は典型的な昭和成功モデルの体現者。
4大卒で大手企業に就職した父と、専業主婦の母。
ごくごく普通の中流家庭できちんと育ててもらい、お金にも不自由することなく、十分な教育を受けさせてもらいました。

 

更に、勉強が割と苦労せずできちゃった私。
高校受験も大学受験も卒なくこなし、某大学法学部に現役合格ストレート卒業。

 
私の就職活動はリーマンショック後の不況時代でしたが、運よくたまたま行った説明会で人事のおっちゃんに気に入られ、あれよあれよと最終面接もパス。
入社後も希少な女性幹部候補として、ある意味保証された会社員コース。

 

小さい頃から父の転勤で色々連れまわされたお陰で、そこそこ人間関係ならこなせるコミュ力&外面も完備!

 

仕事OK、給料OK、外面OK。
あとは恋人見つけて賞味期限切れる前に結婚すれば項目コンプリート!!
てな感じの、それなり人生でした。

 

「生」の価値

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それが一変したのが25歳の冬。
まさかの右卵巣癌の宣告を受けました。

 

結果として外科手術と抗がん剤治療でことなきを得ましたが、お腹を開けて病理検査をするまで、先が見えない暗闇の中。
今後よっぽどのことが無い限り、人生の恐怖体験ベスト1位はこの事件がキープし続けると思います。


自分の体験談でもあるし、人の話を聞いても感じるところですが、
「死」に向き合ったとき、始めて「生」が分かる。

 

これから人生100年が当たり前になる時代、一瞬一瞬、一日一日の「生」の体感価値はどんどん下がっていきます。
私もそう、「生」きているのは当たり前のことだと思っていました。

 

今だからこそ必要な日本の「美学」な生き方

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もともと、日本は「死」に対する美学が色濃い文化です。

「武士道とは、死ぬことと見つけたり」然り、
「わびさび」然り、散りゆく桜に感じる情緒然り。
華道にしろ茶道にしろ、書道にしろ武道にしろ。
取り戻すことができない一瞬の刹那、その緊張感に「美」がある。

これらに共通するのは、「無」が分かるから「有」の貴さが分かる、ということです。


何故、「どう生きるのか?」の話から「死」の話、「美」の話に行ったかというと、
これからの時代は「美学」の時代だからです。

 

時代の流れに敏感な経営者や起業家たちは、もう気付いています。

20世紀以来の旧い資本主義の時代の成功基準、有用性と効率性を追い求めた時代は、もうそんなに続かない、というか続けられないでしょう。
AIの登場、消費疲れした消費者。情報が一瞬で拡散されるネットワーク社会。
業務効率化の極致はマニュアル化ですが、マニュアル化したそれらは、端からAIがやるようになっていきます。

機能面の差別性は一瞬で他者に模倣されるようになっていきます。

 

では次の競争パラダイムは何か?

ジョルジュ・バタイユ(仏)の言葉を借りれば「至高性」、言い換えれば「美」的感覚です。


私たちは普段意識しませんが、実は日本の「美意識」って、ものすごい価値があるんですよ。
これは、実際に海外に出てみて自分が感じることでもあります。
ただ、日本の美意識の神髄を理解するには「無」を理解する必要がある。

私が学んでいる「認識技術」は正に「無」の秘密を理解し、人生に応用活用する技術です。
学び始めてそろそろ3年ほどになるのですが、最近この辺りの研究が面白くてしゃーない笑

 

「美学」を持って生きる100年
「なんとなく」過ぎていく100年
「死なないから生きる」100年

 

あなたが生きる100年はどんな100年でしょうか。

 

昨年、経産省若手が打ち出して話題になった『立ちすくむ国家』。

その中に、60歳半ばで定年した人たちの大半が、その後一日のほとんどをテレビを見て過ごしている、というくだりがあります。

自分がそうなるのを想像するとぞっとしませんか?

 

『立ちすくむ国家』平成29年5月 経済産業省 次官・若手プロジェクト

http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf


話に出した認識技術に関しては、今月2つほど場を開催する予定です。
どちらも「認識技術」って何やねん?という方にオススメですので、ご興味あればどうぞ~♪

 

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